思い

「いのちをいただく」

Y隊員より・・

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「早川日記」さんより転載です。


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前、みやびさんのブログでも読んだのですがこの本だったか・・・・。

こんな本があります。





http://shop.nishinippon.co.jp/asp/ItemFile/10000238.html


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/shoku/plus/post_64.shtml


著者 内田美智子 諸江和美
監修 佐藤剛史


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本書は「命と食」をテーマに講演を行う熊本県の食肉加工センターに勤務する坂本義喜さんの体験談を基にした絵本です。坂本さんは「牛を殺す」という具体的な事例を交えながら、「動物の命を私たちはいただき、生かされている」ことの意味を問い続けます。その講演録を、福岡県行橋市の助産師、内田美智子さんが物語り風にまとめ、佐賀県三瀬村の画家、諸江和美さんが絵をつけました。
物語は、小学校の授業参観をきっかけに、坂本さんと息子のしのぶ君が食肉加工センターの仕事について語り合う場面から、牛の「みいちゃん」を同センターに運び込んだ女の子の家族と、坂本さんとの出会いへと展開します。巻末には、九州大学の佐藤剛史助教が農漁業や保育に携わる人たちを取材し、執筆した現場ルポ「いただきますということ」を収録しました。

80ページ/A5判変型/1260円
ISBN978-4-8167-0785-8 C8736
2009年5月11日発行


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「命の重み」伝えたい
絵本の作者、助産師・内田美智子さん



「出産・育児も食育も、根底にあるのは『命』への感謝。

今は覚悟もないまま親になり、食べ物を単にモノとしか見ていない人があまりに多い」 福岡県行橋市の「内田産婦人科医院」で働く助産師、内田美智子さん(52)は危機感を込めてそう語る。

22歳で初めてお産に携わり、2500人以上の赤ちゃんを取り上げてきた。

誕生の瞬間、すべてがキラキラと輝いて見えた。

出産後も子育てを支援するため幼児クラブを主催するなど、「親の自覚」を促す取り組みに力を入れてきた。

若くても母乳育児を続け、離乳食を自分で作って食べさせ、夜泣きなどストレスも多い育児を楽しく実践するママがいる一方、身勝手な母親や性のトラブルを抱えた少女がいた。 

「たばこ止めきらんけ、母乳やめる」「24時間べったりは嫌です」 家事もできない子がそのまま親になる。

聞けば、彼女らもちゃんとした食事をさせてもらっていない。 

「食や命に対する感謝の気持ちがないのは、そう育てられていないから」。

負の連鎖。

「食べることは生きることそのもの。最も手を抜いてはいけない事柄なのに、最も手を抜いてしまっている」と指摘する。

20年近く前、産前教育の一貫で講演活動を始め、家庭環境と食のつながりの重要性を痛切に感じていた。
2007年秋、講演に出向いた熊本県の小学校で偶然の出会いがあった。

1、2年生に向き合い、毎日食べている肉には本来、命があって、それを奪って自分たちが生かされていると語る、もう一人の講演者。

熊本市食肉センターで働く坂本義喜さんだった。
「動物にも、お父さん、お母さん、兄弟がいて、家族と一緒に遊びたいと思っていたけど、人間のために肉になった。その肉をちゃんと食べてあげて」。そんな言葉が琴線に触れた。

人が生きるために犠牲になる動物や植物。

幼子のため、自らの時間を犠牲にする親。

お産と食肉解体は正反対な仕事に見えるが、通底する「命の重み」を感じた。

坂本さんの話をまとめ、絵本「いのちをいただく」として出版した。
「以前は、日々の生活の中に動物の生や死があって、わざわざ教えられる必要もなかった」と振り返る。

幼少のころ、家でヤギやヒツジを飼い、その毛でセーターを編み、乳を搾って飲んだ。

近所では、飼っているニワトリを自ら絞めて食べる家も珍しくなかった。

ただ、そうした体験がすべてではない。

「食の大切さを教えてくれる親や家族と過ごす時間が大切。食材を一緒に買いに行ったり、食卓を囲んで会話したり。その中で学ぶことは多い」

食への関心の先には、農業や畜産業、漁業の問題も横たわる。

「子どもたちに何を伝えるか。

それは私たち親、大人に問われている課題でもあるのです」




動物への感謝大切に
食肉センター勤務 坂本 義喜さん



トラックから降ろされた黒毛の雌牛が、必死に後ずさりする。熊本市街地の一角にある同市食肉センター、解体処理室。

殺菌のために床を流れる熱湯で、湯気が室内に立ち込める。

獣の血のにおいが漂う。 

1日に40頭の牛、15頭の馬、200匹の豚が運び込まれ、家庭に届けられる「食肉」へ姿を変えていく。

解体作業員、獣医師、事務職員ら約100人が働く。 

作業員の坂本義喜さん(52)が、なだめるように牛を落ち着かせた。

やおら、衝撃で失神させる特殊な銃を額に当て引き金を引く。 

「ガンッ!」 フライパンで殴ったような鈍い音が響き、牛は足元から崩れ落ちた。

首筋の動脈を切る。血がバシャバシャと流れ出た。

鮮度を保つために必要な作業だという。頭を切り落とし、小刀で皮をはぎ、内臓を取り出すと電動のこぎりで背中から真っ二つにした。

ここまでわずか30分。 

冷蔵庫に枝肉を送ると、次の牛が運び込まれてきた。

「繁忙期はぶっ続けで処理しないと、追いつかない。重い皮を引っ張ったり、重労働なんですよ」

両親も食肉解体に携わっていた。

「危ないし、汚い」。

幼心に家業が嫌いだった。

中学を卒業後、大阪へ出て板前の修業を積み、地元に戻って肉屋の販売員になった。

「解体の仕方も覚えていて損はないか」。26歳の時、軽い気持ちで親の仕事を手伝った。以来、この道一筋で働いている。
最初は仕事と割り切り、かわいそうという感情もなかった。

「動物を一つの命ととらえていたら、身が持たない」。そんな自分に疑問を抱いたのは、20年ほど前、ある少女との出会いがきっかけだった。

その少女は家族と一緒に、1頭の牛を運んできた。

「みいちゃん」と牛の名を呼び、引き渡して帰る間際まで、体をなで続けていた。

家族の一員のように。

坂本さんが近づくと、牛は身構えて威嚇してきた。それでも、体をなでてあげるうち、舌を出しペロリと手をなめ、甘えてきた。

「こげなことでいいのか…」。ふいに、当たり前にこなしてきた仕事に嫌気が差した。

もちろん、その牛はきちんと処理した。

ただ、胸中に巣くったわだかまりは、なかなか消えない。

仕事を辞めようかとも考えた。でも、ほかで食べていく自信はない。

いつしか、あの少女のように動物の頭や体をなでている自分がいた。

「恐怖心をできる限り取ってあげたい。一瞬一秒でも楽にして、あの世に送ってあげるのが役目」と思い至った。

同センター場長の馬場聡さんは指摘する。

「一般の人は、魚は普通にさばけても、ほ乳類だと敬遠してしまう。処理の仕事に対しても偏見を持ちやすい。誰かがしなければ、肉は食べられないのに」

坂本さんは15年近く前、講演活動を始めた。

解体業やそこに携わる人への理解、なにより命を提供する動物への感謝を忘れないでとの思いからだ。

昨年は熊本県内の小学校や公民館など50カ所近くに出向いた

講演で、子どもたちからは次々に質問が飛ぶ。

「しっぽはどうすると?」

「チンチンはおいしかと?」

純粋な好奇心。

まずは、それでいいのだと思う。

知る機会さえあれば、そこで芽生えた関心は、もっと成長する。

「センターに来る牛も馬も、牧場では決して見せないおびえた顔をする。動物だって死にたくない。その『命の重さ』に気付いたからこそ、今では自分の仕事に誇りもある。伝えていかないとと思うのです」

    ×      ×



▼「いのちをいただく」



定価1260円。問い合わせは西日本新聞社出版部=092(711)5523。
 ※西日本新聞ネット書店 からもご購入できます→ http://shop.nishinippon.co.jp/asp/ItemFile/10000238.html

    ×      ×

 ●ご意見をお寄せください
紙面で紹介することもありますので、氏名連絡先を明記してください。あて先は、〒810―8721(住所不要)、西日本新聞報道センター食・農取材班
 ファクス=092(711)6246
 メール=agri@nishinippon-np.jp



……………………………………………………………… (転載以上)



『「動物にも、お父さん、お母さん、兄弟がいて、家族と一緒に遊びたいと思っていたけど、人間のために肉になった。その肉をちゃんと食べてあげて」。そんな言葉が琴線に触れた。』


心に響きましたね…

感謝の気持ちを込めて

「いただきます!」
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by cjl82810 | 2011-07-23 23:36 | 思い | Comments(0)

動物たちと人間の交流を通して、生命のことを考えてみるきっかけにしてほしいと願っています。放置された動物たちのレスキューにも参加しています。2011年9月1日NPO法人設立致しました!岐阜県中津川市で活動中


by NPO法人 命の応援隊
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