災害

シェルターの苦悩…

保護されても続く動物達の苦痛や、関係者の方々の苦悩・・・

Y隊員より・・

「早川日記」さんより転載です。


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私は、実際にシェルターに行ったことはありません。でも写真を見たり話を伺ってると精一杯やってみえて、本当にボランティアの方達も保護されてきた子たちのことを考えて自分の身をするへらし、やってみえるのだと思います。

保護されたとしても慣れないシェルター暮らしや環境の変化により、ストレスがかかると普段は大丈夫なことでも免疫低下により病気にかかりやすくなります。

いつまで続くのか、わからない、でも次から次へと運ばれてくる動物たち。
本当にいっぱいいっぱいなのだと・・・。
飼主さんと動物たちのこれからを考えると応えが見つからない。
飼主さんと一緒に暮らしていくことで終わりなのだけど全く先が見えない・・・。
保護されても続く動物達の苦痛や、関係者の方々の苦悩・・・。

運ばれてきた子達の様子も書いてあるので一読下さい。



☆★☆★


運ばれてくる子たちは、糞尿まみれの子も沢山います。
下痢も止まらず起立困難な場合の子もいますのでゲージの中にいても糞尿まみれになってしまう子もいます。
猫はほとんどトイレを汚しています。
もちろんそれ以外の子はまみれていません。
体に下痢や嘔吐物がついた動物は、きちんと犬舎を洗い体も拭いています。
皆精一杯居心地を良くしようと努力しています。
下痢で汚れていても「あ~あ、汚い」「臭い」なんて言いませんよ。「あら、汚れちゃったね、今綺麗にしてやっかんね~」と言いつつやってます。
皆本当に優しいんですよ。
体を使って、ボランティアに来る人は最初から汚いと思っているような人はほとんどいないし、出来る限りやっています。
糞尿にまみれても、毎回洗えば、体温も下がるし場合によっては洗わない事もあります。

運ばれてくる子は体力も精神力も限界を越えて極限の子も沢山いるのです。
無理をすると、極限でやる医療は、結果が悪くなることもあります。
横着なのではなくその場の判断でやります。
げんに、昨日だって無理に注射を諦めた猫もいます。
興奮もひどくムリに抑えれば、別の事故につながります。
ただ、神様ではないので一瞬判断も間違える事もあります・・・。
人間の避難体育館には冷房がついてないのに、シェルターにはついています。
中には、つけてくれた業者を売名だとか利権だと言われる方もありますが、心から有りがたいと思っています。
何はともあれ涼しくなれば匂いだって少しは抑えられるし、乾燥すれば菌も抑えられるのもあります。
臭いのは・・・当たり前ですよ。動物の匂いです。
彼らは保護されるまで、泥だらけで腐敗したものを食べたり、カエルや蛇も虫も食べたでしょう。
何か分からない異物を食べて、腸や内臓に傷がついて死んでしまった子たちも沢山います。
飼主さんに連絡取れないことも仕方がないと思っています。亡くなっていたり、避難所で生活してみえる方なら大変だろうと。
また治療をしていることがわかったり手術が必要な場合になると、費用を心配して連絡がないこともあるのですが許可がないと治療はある程度できますが手術はできません。
でも恨まないようにしています。
事情をなるべく良い方に解釈してさしあげているつもりです。
それでも「勝手にやってくれ!」と言われた先生もいます。
緊急でどうしても手術をしなくてはいけなくなり手術をして「勝手にしやがって!」と叱られた先生もいます。
相当落ち込んでみえましたよ。
傷つけあうのはもう、やめたいです。
それとマンソン裂頭条虫は、この辺りでは放し飼いにされている猫ならよくいます。
普段から遊びで食べているのも多いし、ドロンシットで駆虫できます。何度かやらないとだめですが・・・。
福島の獣医さんならオタオタしません。
エキノコッカスに比べればまだましです。
かつて4メートルのを入院中に下痢とともに出した猫がいました。
いっぱい切って、標本瓶を作り他の獣医さんにあげて喜ばれました。
福島で放し飼いになっている犬も狂犬病の注射をうつぐらいでフィラリアにかかっている子も多いのです。

シェルターは完全とは言えません。
でも餌や水を探し、他の動物に傷つけられるのに怯えながら放浪しているよりはましなのではないでしょうか。
子犬や猫小さい動物は大きい動物の餌になってしまいます。大きい動物も生きていかなければいけません。
シャエルターの中でも隣にやな奴がきてもダンボールで除かれないようにしています。

先ほど、飯野のトレーナーから連絡がありました。
FCTが取材していったそうです。
それを見て汚い環境と見るかはその人の見かたでしょうけれど。
いつ放映されるかはわかりませんが・・・。
三春のシェルターは相当綺麗なものができるようですよ。
飯野の大半が移される予定ですので冬の環境の事も考えると少し安心です。
飯野には扱いの難しい犬と猫が残るようです。
正確も気性も色々いますからね。
特に、昨日捕獲された犬たちは、そうとうのツワモノだそうです。
で、今日は大変だったようです。どうりで昨日訓練士に連絡事項を伝えた折、寝ぼけていたようでぜんぜん覚えてない。



相当、疲れているようです。



……………………………………………………………… (転載以上)



動物たちのために、いつも本当にありがとうございます。

そうですね…

食べ物もなく、さまよい、他の動物たちに襲われる恐怖と闘いながら生きるより…

ずっと、しあわせなのかもしれませんね…

新しいシェルターが完成すれば、人も動物たちも、少しは楽になれるのかな…
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by cjl82810 | 2011-07-21 00:57 | 災害 | Comments(0)

動物たちと人間の交流を通して、生命のことを考えてみるきっかけにしてほしいと願っています。放置された動物たちのレスキューにも参加しています。2011年9月1日NPO法人設立致しました!岐阜県中津川市で活動中


by NPO法人 命の応援隊
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