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我が家の写楽

保護活動より…

「かげろう」は保健所に持ち込まれたキジトラの男の子。
生まれつきなのか、ひどい目の病気をしたのか、両方の眼球がありませんでした。
性格はメチャメチャよかったので、我が家の子にしようと思い、引き取ってきました。
さすがに走り回ることはありませんが、よく食べ、元気に暮らしてきました。

みなさんは、手塚治虫の「三つ目が通る」という漫画をご存知ですか?
その主人公の「写楽」という少年は、普段は少しおバカですが、いったん額にある第三の目が開くと人が変わって、頭脳明晰、どんな難題も解決してしまうスーパーお坊っちゃまになってしまうのです。
普段は、写楽の第三の目は絆創膏で隠されています。

ある時かげろうは、縦横無尽に走り回り、普段は登れない冷蔵庫の上や、食器棚の上に登ったりして、私たち家族を驚かせました。
その後も、そんなことが度々あるのです。

きっとかげろうには、第三の目があって、時にその目が開いてとんでもないことをしでかすんだ…

そんなわけで、かげろうのまたの名は「写楽」…
我が家の三つ目です。


かげろうは全盲ですが、日常生活には、なんら支障がありません。
我が家には三本足の「とらみつ」もいますが、まったく普通に過ごしています。
ハンディはひとつの個性…そう思っています。

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by cjl82810 | 2009-12-28 00:08 | 思い