2009年 02月 02日
命の売買…
ある方がペットオークションについて書かれていました。
そんなこともあろうものかとは思っていましたが…
やはりショックです!
ペットオークションは取材はお断り。
一般人は入れないそうです。
野菜のせり市の野菜をペットにおきかえたもの、と考えればよいそうです。
股関節が弱いとか、どこかに欠陥がある子は、それを明記してセリにかけられ、安くセリ落とされます。
しかし、ペットショップの店頭に並ぶときは、その欠陥部分を明らかにすることなく安く売られるので、ペットとして迎え入れた後、それが発覚…
高い治療費がかかったりとか、飼い主によっては「そんなにお金がかかるのなら…」と、捨ててしまう人もいるのだとか…
保健所に持ち込まれ、殺処分される犬猫が絶えることのないペット後進国、日本…
飼い主のモラル向上はもちろん大切だけれど、生体をそのように扱う根本を変えていかないと、殺処分はけっして減らないと思います。
あと、ペットオークションに出されるのは、生まれて間もない乳飲み子たち…
抵抗力もなく弱いので、ペットショップで売られる前に死んでしまう子もいるそうです。
そして、ペットショップに並んでいても、実際に買われていくのは全体の二割に過ぎないそうです。
あとの八割の子たちは…
もちろん、お店関係者が引き取る場合もあるのだろうけど、闇で処分も…
ペットショップで売られる前に死んでいく乳飲み子たち、売れ残って闇で処分される子たち…その数は殺処分数にはカウントされていないのです。
まさしく、命が闇へと葬られている…
生きたい!
生きていたい!
助けて!
彼らの、命の叫び声が聞こえてくるようです。
悲しい現実です…