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苦渋の決断…8 ヶ月ぶりの殺処分

保護活動より・・・

アメブロで交流させていただいているアデ~さんの日記より転載させていただきます。


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記事URL

http://ameblo.jp/adelle/entry-10548599488.html



熊本市の愛護センターが『殺処分0』を目指し、並々ならぬ努力をされていること。

動物達と向き合っている方はご存知かと思います。



そこで本年度初めて、8ヶ月ぶりに殺処分が行われてしまったという記事を知りました。



収容キャパを越えた状態での保護をされていた結果、感染症の発生等を懸念しての苦渋の決断です。


その数、6頭。



年間30万頭が殺処分されている中で、6頭と聞くとすごく少なく思えてしまう方が多いのではないでしょうか。


それほどこの国の人達は、命の大切さを忘れてしまっているのです。

『しょうがない』とあきらめる事に慣れてしまっているのです。



人間のエゴの犠牲となった6頭は、職員さんに抱かれ静かに息を引き取ったそうです。


センターの職員さん。

ボランティアの方々。



どれだけ悔しかったか。

哀しかったか。



『殺処分0』

これを実現化することがどれだけ大変なことか。


とても考えさせられます。


私にできる事は、少しの支援金を振り込む事。

この現実を一人でも多くの方に知ってもらう事。


それ位しかできませんが、熊本県の皆さんにはどうか諦めないでほしい!!


胸をはって活動を続けていってほしい!!


日本の愚かな現状に対して警笛を鳴らし続けていってほしい!!


頑張ってほしい!!



そんな願いを込めて『白玉さん』より記事転載させて頂きます。






【転載記事】





以下、くまにちコム から転載です。
http://kumanichi.com/news/local/main/20100525008.shtml


8カ月ぶり犬を殺処分 熊本市動物愛護センター 2010年05月25日

犬猫の殺処分回避で全国的に注目されている熊本市動物愛護センター(同市小山)は25日、犬3匹を殺処分したことを明らかにした。
26日も犬3匹の処分を決めている。
犬の殺処分は約8カ月ぶりで本年度は初めて。
昨年度は1匹だったが収容数が限界を超えていたこともあり、苦渋の決断」(同センター)を余儀なくされた。

同センターで一度に収容できるのは施設規模から50~60匹程度が限界。
昨年度から満杯状態が続いていたが、4月以降は収容数が増加傾向にあるのに対して、元の飼い主に引き取られるケースが例年より少なく、今月11日には過去最高の82匹まで増えた。その後、譲渡先が見つかるなどして一時は70匹を割ったが、24日時点で78匹と依然として限界を超えていた。

昨年9月以来となる殺処分の理由について、同センターは「限られた空間に犬の数が多すぎるため、感染症が一気に広がる恐れがあるほか、けんかで死亡するケースも心配され、譲渡される犬まで死んでしまいかねない」と説明する。

今回の殺処分6匹はいずれも成犬で、しつけが難しいなど譲渡先が見つかる可能性が低いという。
今回以降の殺処分は予定していないとしている。

同センターは「ボランティアの市民の協力も得ながら一生懸命に犬の命をつないでいる。
飼い主が犬を迷子にさせないこと、最後まで責任を持って飼うことへの理解を求めたい」と話している。(川崎浩平)



にゃわんのドタバタレスキュー!にゃわん奮闘記さん
http://emibingo.blog49.fc2.com/blog-entry-720.html


恐れていた現実
避けられない現実がとうとう犬達を襲いかかりました



熊本市動物愛護センターにて犬の殺処分が決行されてしまったのです



6頭の罪のない命が無責任な飼主に代わって命を捧げたのです



職員さんに抱かれながら静かにこの世を去っていきました




収容施設は恐ろしいほど静まり返り
みな頭を垂れ まるで生きる気力さえ失っているようにも思えました



センターの収容キャパは50頭
そこへ79頭という今までにない数の犬たちが収容され
感染症に危険さえもはらみ職員さんたちも苦渋の選択だったと思います



殺処分を免れたゆきえちゃん
みやさこちゃんも今回の処分対象にはなりませんでした

6頭の処分
昨日の譲渡前講習会では8頭の犬達が施設を卒業したと聞きました



昨日現在の犬の収容は65頭



それでも依然キャパを15頭と大きく超えています




このまま収容が増えれば残される犬達の命を守るためにも
殺処分は引き続き行われます



『殺処分ゼロ』を目指す行政
懸命に変えようとする職員さんと共に 私達市民の協力が不可欠です



そしてまた今日も不用や捕獲動物が持ち込まれるでしょう

センターへ収容された全ての犬達を見て欲しくて全ての子にカメラを向けました
犬達だけではなく 猫達の命にも危険が迫っています

※猫たちの実情は今夜改めて更新します


◆支援金のご協力をよろしくお願いします! 詳しくはコチラ ◆

熊本市動物愛護センターで犬と猫のフードが不足しています
私達人間に代わって命を奪われることになるとしても
最期の日まで良質なフードをお腹一杯食べさせてあげたい
ドッグフード・キャットフード
みなさまのお気持ちを熊本市動物愛護センターへ届けてください


熊本市動物愛護センター
メールアドレス doubutsuaigo@city.kumamoto.lg.jp
電話番号 096-380-2153


どうか宜しくお願いします


【転載以上】


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職員さんの腕の中で静かに…

きっと、本来の意味での「安楽死」だったのでしょうね…


キャパが超えている…

悲しいかな、それだけの理由で殺されてしまう命が、この国には存在するのです…
by cjl82810 | 2010-06-21 02:00 | 保護活動より