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やっぱり家族…

保護活動の中でメールを頂きましたので掲載いたします

先日、お年寄りが「もうこれ以上面倒みきれない…」と、一匹の雑種犬を保健所に持ち込みました…


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昨日は保健所の犬猫の引き取り日…

猫の持ち込みはありませんでしたが、犬が一匹飼い主により持ち込まれました。

どんな理由があるにせよ、保健所へ持ち込むということは、すなわち「殺してくれ」ということなのです…

なつっこい子なら、里親さんをさがして第二の犬生もありえます。しかし…
飼い主さんいわく
「この犬は他人にはなかなかなつかないから…」


夕方、犬舎を訪れた時に様子を見てみました。
尻尾はたれさがったまま…怯えた表情で、たまに通気孔から外の様子をうかがっています。

外に出たいだろうね…

外に出してあげたくても、手をだすと口にシワをよせて唸るので…
残念ながら、せまりくる処分の日までにこの子を救ってあげることは難しいかも…

おやつをあげても口にしません。
ただ、ただ、この子はもう一度飼い主さんのもとに帰りたいだけ…

かなわぬ夢です…
つらいです…


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その後もその犬は心を開いてくれず、餌はあげれるものの、散歩に連れ出すことは不可能で…

そんな時、保健所に一本の電話が…
犬を持ち込んだお年寄りのご家族からでした。

やはり、最期まで面倒をみてやりたい。
もう一度引き取りにいってよいだろうか…

ということでした。

やった~!!!


私が大喜びしたのはいうまでもありません。
大切な家族なんだから…
家族の一員として、最期を看取るまで、どうか可愛がってあげてください。


その後、犬はご家族に引き取られて行きました。
私はその場に居合わせなかったのでこの目では見ていませんが、犬舎の檻の中で怯えていたあの子は、満面の笑みで、ご家族のお迎えにこたえたことでしょう…

やっぱり家族…
大切にしてあげてくださいね!
by cjl82810 | 2009-04-03 15:50 | お祝い感謝!